6月18日(水) 植栽、ブロック積み 曇り
午前中は熊谷市で植栽工事。知り合いの土木屋さんからの仕事。
前日までに植え穴を掘り等の下準備をやってくれていたので、植木問屋に手配してある木が届くのを待つ。9時過ぎ施主さんが到着し、木の向きや位置などを見てもらいながら立て込む。
入り口の右にトチノキ、左にヤマボウシ。どちらも5m以上あるので立派で、建物とも釣り合いがとれる。
これだけ大きい木なので、5mの丸太を用意し八つ掛け支柱とする。丸太を地中に埋め込む際には、エンジンオーガーを使って穴を掘る。ドリル径が90mmなので、丸太の下穴にちょうどいい。
このオーガー、2ヶ月ほど前に買って今回が初稼働。やはり新品だとエンジンの力にも余裕があり、使っていて楽だ。本体+ドリル2本で約10万円で購入。早く元がとれるほどの仕事が入ればいいが。
午後から、羽生市の庭+エクステリアの現場に顔を出す。月曜日に取りかかった門部分は、有筋ベタ基礎+門袖ブロック1段目まで進む。
庭部分は、各部分の大まかな配置をラインマーカーで記し全体のバランスを見られるように、土を均して段取りをしておく。図面上での設計はできているが、実際に地面の上に配置を書いてみるとずいぶんと印象が変わってくるものである。この段階でパーツの大きさや植栽位置の調整をし、最終的に設計確定となる。
門、門扉、カーポート、塀、フェンスなど、一般的にエクステリアと呼ばれている部分は、寸法もカッチリしていて、ほとんどの場合最初の設計図面通りに完成なのだが、庭はそういうわけにはいかない。主要な材料である樹木や石材の寸法なんてあってないようなものだからだ。それだけに施工者のセンスが必要となるし、図面から設計者の意図を読みとる力も必要だ。うちの場合は下請けでなく元請けの仕事が多く、また、幸いにして?会社の規模が小さいのでほとんどが設計者=施工者である。
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