6月12日(土) 植栽 曇り
熊谷市、植栽工事現場。
朝一番でグンゼに発注していた植木(ブルーエンジェル、シホウチク等)が届く。早速荷下ろしして、順次植え込む。
今日到着したブルーエンジェルなのだが、サイズが大きい(H=4.0)だけあってか近場にはなく、栃木から取り寄せたらしい。それはいいのだが、そのため木本体よりも運賃の方が2倍以上高くなってしまった。おまけに、グンゼからの見積が届く前に施主さんの方にうちの見積を提出していたので、この木に関しては植える前から赤字である。この植栽工事では1年間の枯補償を付けているので、もし枯れでもしたら大赤字である。(後日談......結局根付かないまま枯れてしまいました......)
10時過ぎ、5/14に見に行った植木が到着。こちらはシャラ、ヒメシャラ、ヤマボウシ、ウワミズザクラ等の株立ちものが中心。まず最初に、いちばん大きくかつ一番奥に植えるヤマボウシを植えることにする。
植え穴を掘り、車が入れないのでそこまでバックホーで吊って移動。うちのバックホーでは木が重すぎて吊れないので、土木屋さんの一回り大きなものを昼休みに借りる。.......が、作業スペースが狭いためあちこち振り回したりしているうちに、最後の最後で根鉢が崩壊。
一瞬茫然自失。
冬の期間であれば、これを植えてもたいてい活着するだろう。流通の容易さから、全ての植木は根巻をしてある。しかし本来は、冬の葉が落ちている間の落葉樹の移植はふるい掘り(根に土を付けない。こちらの職人言葉では、『おっぷるき』)で良い。
しかし、今では季節が悪い。それでも根をよく見てみると、細根が出て、状態は悪くない。できるだけ土を元に戻して復旧し、植え付ける。希望的観測も入れて、6〜7割ぐらいの確率で生き残ってくれるだろう。
他に作業をしている業者との兼ね合いで、先に全ての樹木を植える予定の場所に移動し、順次植え付ける。......が、予想通り土の状態は最悪(以前は資材置き場だったらしい)。数日前に埋設した排水と給水のパイプに気を付けながら大きめに植え穴を掘り、赤土を投入して水ぎめで植え付ける。
樹木は家の外観に合わせて落葉の株立ちもの。どの木もがっちりと支柱を取り付けたいところであるが、スペース的に苦しい。
建物が大きいだけあって、約5mあるヤマボウシも小さく見える。どの木もうまく根付いてくれればいいが...。
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