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 12 月5日(金)  中学校樹木剪定4、除草
 12 月4日(木)  中学校樹木剪定3
 12 月3日(水)  中学校樹木剪定2
 
12 月2日(火) 中学校樹木剪定1
 
12月1日(月) ハシゴ直し

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12 月5日(金)  中学校樹木剪定4、除草  曇り
 中学校校内樹木剪定最終日。今日は剪定ゴミ片付けと清掃が中心。だいたい予定通りに進み、見積の金額で利益が出るだろう。
 片付いたところから順次完成写真を撮ってゆく。

 ゴールドクレストもこのようにさっぱりしたが、また何年か剪定の手を入れないと今度は上部ばかり重くなって、木が傾いてくる心配もある。ゴールドクレストというのは太い根がほとんどなく、大きくなるにつれて傾いてきたりという場合が多い。園芸品種として育てられている分にはいいが、野山に自生している場合は、その種にとって命取りにもなりかねない欠点である。

 通路も両側のエンジュとサクラを剪定しすっきりする。
 3人で作業をしていたのだが、昼過ぎには終わったので、近くで除草作業をしている組に合流する。
 この除草、月いちで入る岩崎電気(株)工場内植栽管理の発注元の新日本セシオ(株)からの依頼。R125沿いにあった紳士服の店舗に代わり 、キングファミリーという古着リサイクル店が開業することになった。その店舗周りの除草。(11/9下見
 下見時は、店舗裏の青々とした蔓草がネットフェンスに絡みつき、それを取るのに手間がかかるなぁと思っていたのだが、約1カ月経ってすっかり枯れ、作業は思っていたよりはかどる。明日6日が開店なので、終わらないとまずいと思っていたのだが、それも杞憂に終わる。
 大型古着屋のチェーンという業態と、買取り値の低さ(これで服を持ち込む人がいるのか??)に疑問があるが、繁盛してくれることを祈ろう。
 4時終了。

   
12 月4日(木)  中学校樹木剪定3  晴れ

 中学校校内樹木剪定3日目。
 今日はマテバシイが中心。このマテバシイも、5年ぐらい手を付けていない様子で、どこから取りかかったらいいのかわからないほど。マテバシイは、移植も容易で葉がよく茂るところから、公園などの植樹に多用されるが、一般家庭の庭にはあまり使わない。

 それでも端からバサバサと葉を落としていると、ヘビの抜け殻が枝に絡まっていた。ヘビが脱皮した皮を財布に入れておくとお金が貯まると言うが、この皮を全部入れておけば、かなのお金が貯まりそうだ。
 昨日まではエンジュ、サクラ等の落葉樹、今日は常緑樹のマテバシイ。当然の事ながら、同じ大きさでも剪定にかかる手間がずいぶんと違う。単純に比較すると1.5倍〜2倍ぐらいか。
 10時、3時には、用意してきたお茶を飲んで一服するのだが、学校の敷地外に出て、そこでお茶道具を広げる。というのも、世の中の時流で、行田市の市立学校敷地内が全面禁煙になったからだ。
 うちの職人の中にも何人かタバコを吸う者がいるが、だんだん肩身が狭くなっていくようだ。それでも野外の仕事なのでタバコを吸える場所はたくさんあるが、喫煙者の先生方にとってはつらい規則だろう。現に、校門前にチョコチョコ出てきてタバコを吸っている先生がいる。最初は、植木の剪定具合をチェックしに来ているのだと思っていたが、何のことはない、タバコを吸いに出てきているのであった。
 8時〜4時半まで。だいたいの目鼻が付いて、あと1日やれば終わるだろう。

   
12 月3日(水)  中学校樹木剪定2  晴れ

 昨日の続きで、西中学校の樹木剪定。エンジュ、サクラ、ゴ−ルドクレスト等。

 今回は高木の剪定だけなので、大きな枝が出る。それを次々にダンプに積み、市のゴミ焼却場に持ち込む。通常は12円/kgの料金を取られるが、今回は市の仕事なので無料だ。
 このゴミ焼却場も施設が老朽化し、剪定枝などを焼却炉に収まる30cm前後に切断する油圧切断機は、何度も故障している。昨年(だったかな)には排煙中のダイオキシンを減少させる装置を取り付けた。平成17年度稼動予定の新焼却状建設の計画もあったのだが、いろいろな事情で遅れ、また最近は合併の枠組みと絡んで計画は進んでいない。ダイオキシン規制法のせいで搬入車両が増え、場合によっては1時間も待つこともある。現市長の選挙時の公約は、新設焼却場の廃熱を利用した入浴施設の建設だったが、その約束通りに早く新しい施設を作って欲しいものだ。

 コールドクレストはまず最初に下枝を払う。......すごい埃と細かい枯れ枝に閉口する。ゴールドクレストに限らず葉が密に繁る木は、内側に光が通らず、通気も充分でないため、中の枝と葉が枯れ上がってしまう。そこを剪定しても新しい葉は出てこないわけで、定期的に手を入れて樹姿を維持しないと、今度は小さく刈り込もうとしてもうまくいかない。

 桜の枝も剪定。切り口から腐れが入りやすいので、なるべくなら剪定しない方がいい。庭師の世界には、『桜切るバカ梅切らぬバカ』という言葉もある。
 しかし、広い校内に植わっているとはいえ、枝が暴れてゴミや給食トラックの通行に邪魔になったり、校舎にかかったりしているのは剪定しないわけにはいかない。そこで剪定後の親指の太さ以上の枝に癒合剤を塗る。癒合剤というのは、パンに塗るピーナッツクリームぐらいの粘度で、それを切り口に気持ち厚めに塗りつける。
 今日も作業は8時〜4時半まで。

   
12 月2日(火) 中学校樹木剪定1 晴れ

 教育委員会発注の、市立西中学校校内樹木剪定。11/18に担当者や教頭先生を交えて下見は終わっているので、作業前の写真を撮って早速とりかかる。

 行田市の場合、基本的に校内の樹木の管理は各校に任せられている。しかし、その金額というのがホントにスズメの涙程度しかないので、とても大きな樹木まで手が回らない。そこで、教育委員会の方で毎年数校を選んで高木の剪定をしている。

 体育館の脇に植えられたゴールドクレスト。植えられているのは幅1m弱の植栽枡の中なのだが、4m以上はある。この左が駐車場で、車の取り回しに邪魔なので2mぐらいの高さまで下枝を払ってくれとのこと。
 『やっぱりコールドクレストは大きくなるよなぁ』と思い、枝をかき分けて幹を見てみたら高さ1.5mぐらいのところで一度バッサリと主幹を詰められているのだった。それでもこの大きさである。この学校、設立が17、8年前なので、たぶん2度目の本格的な剪定だろう。
 作業自体は、学校内なので一般の家庭に比べると広々していてとてもやりやすい。また、小学校と比べて子供達がむやみに近寄ってこないので、安全だ。
 作業は8時〜4時半まで。

   
12月1日(月) ハシゴ直し 雨

 雨。
 先週の土曜日と同様に、ハシゴ補修。木製のハシゴは、大2、中3、小2あるので、補修にも手間がかかる。
 いつもはなるべく雨のかからない場所に保管しているが、それでも1つのハシゴの寿命は3年ぐらいだろうか。材料の原価は数千円。1つ作るのに数時間はかかるが、植木手入れでで売上の半分近くを生み出していることを考えれば、とてもコストパフォーマンスは高い。

   
   
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