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01.05.20 エクステリア考
01.05.10 
01.03.21 リュウノヒゲ
01.01.27 
01.01.07  コンクリート?
00.12.21 じっと手を見る
99.03.15 見解の相違

99年、00年分バックナンバー
98年分バックナンバー

もくじ
庭日記タイトル
01.05.20 エクステリア考

 

   
01.05.10 壺

 うちで売っている壺です。
 素焼きで、手作りの味が残っている(要するに不揃い(^_^;))ガーデニングにぴったりのものです。高さも60cmぐらいと使い頃。値段も安く、うちでは3800円で売っています。
 でもこれ、本当はガーデニング用として作られたものではないんですよ。この中にあるものを入れて中国から運ばれてきたのです。中身は取り出され、外側の壺はガーデニング用として売られていく・・・。ガーデニングがブームになる前はこの壺、商品価値はなかったでしょうね。中に入っていた「あるもの」とは、これ

   
01.03.21 リュウノヒゲ

 今、行田市発注の仕事で、大日塚古墳整備工事というのをやっています。
 その工事については竣工してから詳しく報告することにして、今回はその工事に使ったリュウノヒゲについて。

リュウノヒゲ

 これがリュウノヒゲ。そうです、よく田んぼの畦などに植えられています。繁殖力旺盛で根がしっかりと張るので、土が崩れるのを防いでくれます。
 庭の世界でもよく使います。庭石に沿わせて植えたり根締めに植えたり。私個人的には、どうしても田んぼのイメージがあるのと葉が長くなってしまりがないのでほとんど使いません。短葉種であるタマリュウを代わりによく使います。
 さて、前述の工事ですが、発注を受けてリュウノヒゲを探したのですが、ありません。懇意にしている2、3の植木問屋に聞いても、『ちょっと扱ってないね〜。2週間ぐらいあればどこかから入ると思うけど』などというものでした。
 そこで試しにインターネットで検索してみたら、ありましたありました。販売は3、4軒でしていましたが、今回は鈴鹿市の石黒植物園さんから仕入れました。そこに決めた理由は、価格が安かった(送料を入れても、こちらの市場・問屋を通して買うより若干安い)のもあります。それ以上にホームページを作っている人の顔が見えたし(もちろん顔写真が載っていたとかそういう意味ではありません)、その人の考えが伝わってきたからです。
 商売ですから、仕入れる材料は程度が同じなら1円でも安い方がいいに決まっています。でも、それだけじゃないです。仕事を通して知り合った人といい関係を築いていきたいですよね。自分が、『あっ、このひといいな』と思った相手ならなおさらです。
 先日、石黒植物園さんから『ネットで取引となりました業者さんには必ずお会いすることにしています。4月頃おじゃまします。』と連絡をいただきました。今からとても楽しみです。お会いした模様はいずれここで報告します。

   
01.01.27 雪

 雪です。今年3度目の雪が降っています。20cmぐらい積っています。
 雪国の方にしてみれば「それがどうしたー!」といわれそうですが、ここ埼玉県ではひと冬全然雪が降らないことも珍しくありません。

雪

 私は子供ですから。雪が降ると単純にうれしいです。ただ、仕事のことを考えると憂鬱になります。
 まず第一に仕事ができない。(=収入がない)
 それに、雪で植木の枝が折れたり曲がったりして格好悪くなってしまう。ここらへんの雪は暖かいせいもあって水を多く含むベチャベチャの雪です。木の枝はあっけなく折れます。雪国では雪に備えて丸太で補強したり雪吊りをしたりするので大丈夫ですが、このへんの家の庭は雪が降るなんてこと考えていませんので、無防備です。
 ところでいつも思うのですが、雪国の庭師の方は今頃は何をしているのでしょうか?当然仕事はないでしょうし、除雪とかの土木作業か出稼ぎか?
 私は他にブリックワークスというパソコン関連の会社を経営しています(と言うとかっこいいが、実体は・・・(^_^;))ので、植木屋の仕事がないときにはそっちで忙しく働いています。いま、文庫本専門のオンライン書店を立ち上げたところなので(←ちょっと宣伝)、寝る時間もない忙しさ。ふぅ。

  
01.01.07 コンクリート?

 まずこれを見てください。(画像クリックで別ウインドウに拡大画像が出ます。)

デザインコンクリート

 これ、全てコンクリートです。レンガを並べたり石を張ったりした物ではありません。
 愛知の(有)コマツ電子さんの行っているデザインコンクリートシステムという工法です。
 1年半ほど前にこの工法を知り、コマツ電子さんに施工の御指導を受けました。今では門から玄関までのアプローチやカーポートの土間に積極的に施工させてもらっています。
 この工法の魅力は、なんといっても価格の安さとメインテナンスが楽なことです。写真右2つのような石張りの場合、本物の石を張ると安くて30,000円/平米はかかります。赤レンガを並べた場合は22,000円/平米ぐらい。しかし、レンガの場合何年かすると隙間にコケや雑草が生えてきてしまってメインテナンスに手が掛かります。また、多種の色とパターンがあり、その組み合わせは無限といえます。(詳しくはコマツ電子さんのホームページ

 さて、このデザインコンクリートが今日1つ仕上がりました。新築する花屋さんの店舗の床です。(上の画像の真ん中 切石張り風)
 コンクリートは12月29日に流しました。しかし、この日は特別寒かったのと、土間の下に防湿シート(地面の上に敷いてその上にコンクリートを流す。地面から昇ってくる湿気を遮断する目的で使われる。)を敷いたため、なかなかコンクリートが固まってくれません。40平米近くあったのですが、この工法の性質上、コンクリートがある程度固まって上に乗っても沈まない程度にならないと手が付けられません。
 最初は左官屋さんと、『こりゃぁ、今日はライトを持ってこなくちゃなんなかんべぇ』などと冗談を言い合っていたのですが、それが冗談ではなくなり、結局全部の作業が終わったのは夜中の12時になってしまいました。庭師になってこんな残業?をしたのは初めてです。
 現場は県道沿いで、ちょうど信号のある交差点の脇です。周囲が真っ暗な中、500Wのハロゲンライト3基で照らされていると、舞台の上でスポットライトを浴びているスターのような気分になってきます。また、疲れた体にむち打って仕事を続けているとランニングハイならぬワーキングハイとでもいったような気分になってきて、いくらでも仕事ができるような感覚に陥ります。残念なことに12時で終わりになってしまいましたが。
 どなたか、一晩中仕事ができる100平米ぐらいの現場を紹介してください。(^_^;) 

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