4月15日(木) 物置アンカー、ウッドデッキ着手 晴れ
昨日設置した物置に、転倒防止用のアンカーを取り付ける。
下は土なので深さ30cmほどに掘り、物置本体にアンカープレートを取り付け、モルタルを流し込む。これを4箇所。今回の設置場所は建物の陰なので、特にアンカー工事は必要はないと思うが、念には念を入れておく。
その後、植木場にこの現場で使うキンモクセイとベニカナメモチが届いたので、荷下ろしの手伝いに行く。
そして熊谷市の庭づくりの現場へ。
ちょうど石貼りスペースの作業の真っ最中。使用石材はアインストーン。(ジュラストーン等、各メーカーがいろいろな名前で出しているが、結局は同じもの)
張り込む前に、まずは仮置きから。この時にディスクサンダーとハンマーで形をきっちりと作り、目地を5〜10mm幅にする。最近は、目地幅が不揃いで梱包を解いた石をそのまま貼り込んだような石貼りを目にすることが多いが、個人的には大嫌いだ。
それでも、そのような不定形の目地の石貼りを作るのには確かな技術が必要であり、専門の者が見れば、熟練者とそうでないものが貼った石の差は歴然としている。素人に毛が生えたような技術しか持たない(自称)職人の石貼りを見ると、いっそのことない方がいいとさえ思う。ただ、一般のお客さんのうちでそれを理解してくれる人が少ないのは、少し悲しいことだけど。(いっそない方がいい石貼りの例を挙げたいところだが、リンク先とややこしい関係になりたくないので自粛しておく)
さて、ウッドデッキ製作にも着手。
デッキの下になる部分には防草シートを敷いておく。元々デッキの下はあまり光が入らないので、砂利を敷いておくぐらいでも草はあまり生えてこないのだが、今回は念を入れる。
今回、デッキの床材はTOEXのウエスタンレッドシダー、根太は防腐処理済み2×4材、束柱は防腐処理済み3寸角。
イペやウリンに比べてウエスタンレッドシダーは耐久性に劣るが、定期的にしっかりと塗装をしてあげれば10年以上は大丈夫だ。10年も経てば庭の木も大きくなり、ライフスタイルも変わり、使い勝手が悪く手直ししたいところも出てくるだろう。その時にウッドデッキを作り直すなり、撤去して芝を張るなりした方がいいと思う。
庭は生き物。竣工=完成ではなく、竣工=スタートと考え、自分なりに手を入れ育てていく気持ちが大事だ。『庭の一部としてのウッドデッキ』という位置づけで考えると、経年変化するのが当然だと思うのだが。
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