5月11日(火) 植替工事 晴れ
教育文化センター「みらい」の枯補償分植替工事。
昨年4月に行った植栽工事の枯補償だが、思っていたよりも成績が良く、高木はシラカシが数本のみ。あとはサツキ、ツツジ、ジンチョウゲ等の低木のみ。現場が近く、灌水がしっかりできたおかげかもしれない。
まず植替前の写真を撮り、完成後の写真を撮る。当然同一地点から同一アングルで撮らないと意味がない。
このHP内の施工例のコーナーを見て、『前と後の写真があって、ビフォーアフターみたいでいいね!』と言ってくれる人が少なくない。それはそれで嬉しいのだが、辛口に言わせていただければ、『それは当然。そうでなければ意味がない。』のですよ。
『公共工事は写真が命』とまでは言わないが、写真がうまく撮れていないといくら現場がきれいに仕上がっていてもマイナスポイントが大きい。そのため、写真の撮り方、撮り忘れにはとても気を遣う。
10時過ぎ、吉田農機に発注していた小型耕耘機が届く。ホンダのこまめF220。
昨年度に引き続き今年度もこの現場の除草作業を受注したのだが、昨年度は全部手作業でやっていたため、手間がかかりすぎて赤字だった。そこで吉田農機の社長さんに相談したところ、草削りローターというものがあるのを教えてもらった。
草削りローター(スパイラルローター)というのは、耕耘ローターとは違って土の表面を薄く削り取るように働くもの。表面しか削らないので、果樹園の下草退治などにも使われるという。耕耘ローターだと深く耕してしまって根を傷めてしまうが、これならばそういうこともないからだそうだ。
植栽工事の手を休めて、試運転をしてみる。最初は力の入れ加減がまだよくわからないので、まったく土を削らずに草の上をスタスタ走って行ってしまったり、暴れ回る機械を押さえつけるのに気をとられて蛇行運転を続けていたり。しかしそのうちに、コツがわかってきてうまく削れるようになる。これならば大幅に除草がはかどる。
植栽に戻り、低木(オオムラサキツツジ、サツキ、クチナシ、ジンチョウゲ、)200株ほど植える。
その後たっぷりと灌水し、4時半終了。
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