くじ

 9月10日(水) 植木撤去・解体
 
9月9日(火) 見積2件
 
9月8日(月) 水まわり、造園工事完成
 
9月6日(土) 工場植栽管理

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9月10日(水) 植木撤去・解体 晴れ

 市内で道路拡張にかかってしまうお宅の、植木・門塀・ガレージ解体撤去。道路拡張で前庭部分がほとんどなくなってしまい、車がやっと2台置けるぐらいのスペースしかなくなってしまう。
 庭づくりと違って創造的で楽しい仕事ではないが、依頼してくれる人がいる限りきっちり仕事をしなければならない。
 これが着工前の写真。

 まず、抜根がしやすいように幹を1mほど残しチェーンソーで植木を伐採する。すぐさまカイヅカイブキやキンモクセイの枝の山・山。
 ガレージの解体はフォークグラブを付けたバックホーでガシャガシャ壊す。鉄骨にトタンを張っただけなので、解体は簡単。解体したトタンと鉄骨は、トラックに積んで金属回収業者まで持ち込む。
 芝生はスコップ使って丁寧に剥がし、羽生市の庭づくり現場で使うことにする。ホームセンターで芝生を買おうと思っていたので、ちょうど良かった。

 とりあえず今日はここまで。
 上の2枚が今日の作業終了時点の様子。これだけでもずいぶんと明るくなり感じが変わった。

   
9月9日(火) 見積2件 晴れ

 職人さん達にはさきたま古墳公園の雑草刈払に行ってもらう。年4回のうち今回で3回目。
 その間に見積下見2件。
 1つは(株)ホームエネルギー首都圏。隣接する(株)ショーワのカシが伸びてきて、駐車している車が汚れるのでその剪定見積。高さ8〜10mのカシで、カーゴクレーン+カゴは必須だろう。

 午後から吹上町のマンションへ。エントランスと共用庭、専用庭部分の樹木剪定。どの木も3〜4年手を付けていないようで、伸び放題だ。
 エントランスには高さ5mぐらいのクスノキがあり、横幅が広く茂っている。こんな狭い場所に、大きくなる木の代表格のクスノキを植えてもまともな成長は望めない。
 実際の作業はトラッククレーン+カゴを使った方が安全に作業できるだろう。

 共用庭には形の良いケヤキがある。しかし、そこは建物の奥で車が入っていけない。剪定はアルミの2連梯子をかけてやるしかないが、問題は剪定ゴミ運搬だ。敷地の端から端まで100m以上人力で運搬するしかなく、それでけっこう手間がかかってしまう。
 クスノキにしてもケヤキにしても、後々の成長やメインテナンスのことを考えた設計がなされているとは思えない。建物の設計者は建物のことはよく知っているが、樹木の知識を持ち合わせている人はあまり多くない。植栽も含めてトータルでひとつの住環境だと思うのだが。
 さきたま古墳公園雑草刈払の作業写真を撮り、帰宅。早速見積作成にかかる。7時まで。

   
9月8日(月) 水まわり、造園工事完成 曇り

 羽生市の庭づくり現場。
 9/1に依頼された水栓柱と水受け皿の設置。今回使用したのはタカショーエバーエコウッド水栓。最近はやりの木粉+プラスチックの再生木材だ。値段は高めだが、割れ、反り、退色がなく、長持ちする素材。

 現在ある水栓を撤去し、位置を少しずらして新しい水栓と水受け皿を設置。排水がとれないため、深く穴を掘り砂を投入して埋め、浸透式とする。
 これで通路まわりの芝張りを除いて、完成。『やっとできた』という感じ。
 芝張りは8平米の予定だが、まだホームセンターに出ていない。10束もあれば足りるので、このくらいの広さならばわざわざ問屋に頼むよりもホームセンターで買ったほうが安くつく。

 東洋工業ビボストーンを積んだ門部分。今まで化粧ブロックといえばスプリットブロック(例えばエスビックリブロックとか)がほとんどだったのだが、最近このビボストーンが人気がある。手前のポーチ部分は小砂利の樹脂舗装。
 下の写真は、門をを入ってから庭へと続く通路。


 ウッドチップ舗装を施した通路と広場。右の通路部分は手軽なシャワー工法、左の広場部分はウッドチップと樹脂を混合してコテで均し、耐久性を考えた工法を採った。
 下の写真は通路から庭中央部にあるレンガサークルに続く敷石通路。曲線を生かし、各部分が融合するように気を遣った。

 さて、これでやっと請求書が出せる。着工したのが3月。途中、他の工事や井戸掘りなどで3カ月近く中断があったとはいえ、長かった...。

   
9月6日(土) 工場植栽管理 晴れ

 毎月恒例の、岩崎電気(株)埼玉製作所内の植栽管理。 
 この仕事、新日本セシオ(株)という会社から仕事をもらっている。たいした金額ではないのだが、こうやって毎月決まった仕事があり、収入があるというのは助かる。

 今月は国道17号線に面した部分のタマイブキ剪定が中心。工場ができたときから植わっているものらしいので、玉は大きく、ところどころはガレてしまって葉がない。しかし、車通りの多いところなので、ここがいちばん通行人の目に付くところだ。
 朝、着工前の写真を撮り、後は職人さん達に任せて昨日のサイクルポート+フェンス施工の現場へ行く。
 サイクルポートもフェンスも昨日のうちに柱だけは建っているのであとはどんどん組み付けていくだけ。大きなプラモデルを組み立てている気分。
 組立は順調に進むが、毎回同じところでつまずく。前後枠と側枠の結合部分だ。ここはプラスチックの部品にシーリング材を塗って差し込み、枠同士を結合させるのだが、いつもシーリングがうまくゆかない。雨水を防ぐために多めに塗るのだが、どうしてもはみ出た分が手に着いてしまい、他の部分を汚れてしまう。おまけにはみ出た部分が見苦しい。少な目に塗ればいいのだが、それでは止水効果が発揮されるのかわからず、どうしても厚くべた塗りしてしまう。この部分のうまい施工方法がないものかと、エクステリアのBBSに投稿をしてみたりもしたのだが、反応ナシ。みんな不満はないのだろうか。違った構造にするとか、シーリング材に代わる素材を使うとかすればいいと思うのだが。

 岩崎電気(株)での樹木剪定後、完成写真を撮影。
 毎回、作業前と作業完了時に同一地点から写真を撮って写真帳を作り、発注元の担当者が比較できるようにしている。これが意外と好評だ。
 民間工事だから公共事業ほど気を使わないが、それでも撮影位置が同一になるよう印を付けたり着工前の写真をプリントアウトしたものを持参している。5時半終了。

   
   
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