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 9月5日(金) サイクルポート、フェンス工
 
9月4日(木) 堆肥撹拌
 
9月3日(水) 境界設置、防草シート
 
9月2日(火) 書類作成、遠山記念館、見積下見
 
9月1日(月) 庭づくり(仕上げ)

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9月5日(金) サイクルポート、フェンス工 晴れ

 市内でサイクルポートとフェンス設置工事。
 サイクルポートは傾斜地(おまけに片足は植込の中)、フェンスは既存ブロックに設置、と条件的にはあまり良くない。新築のお宅に設置する場合は障害物等がないのですんなりと設置できるのだが。
 サイクルポートは要するにカーポートの小型版。カーポートは柱の設置が重要。柱が寸法通り垂直に建てられれば後の工程がたいへんスムーズに進む。柱の間隔が多少ずれても問題はないのだが、その場合は上部の屋根を取り付けるときに、自分で取り付け穴をあけながら組み付けなければならない。
 さてこのサイクルポート、説明書を読んでみると柱は左右に移動できない(=きっちり正確に建てなければならない)と書いてある。
 まず先に基準となる柱の穴を掘って、モルタルを練り穴に流し込んで柱を固定してしまう。急結材を添加しようと思ったが、ちょうど養生が昼休みをまたぐ時間にあたり、気温も高いので普通のモルタルでいくことにする。
 基準柱が固まったら、そこから計測して2本めの柱をきっちりと建てる。
 このあたりは職人によってやり方が千差万別だ。穴を掘り柱を石や木片などを使って仮固定し、屋根の骨組み部分まで組み上げてから柱を本固定する人もいる。どちらにも一長一短があるが、1人で施工する場合は最初に柱を固定してしまった方がやり易い。
 ふと柱の梱包に目をやると、Made in Thailand とある。今は海外生産が珍しくないので特に驚きはしないが、タイで生産とは意外だ。中国にも生産する技術は十分あると思うのだが、なぜなのだろうか。

 「ふ〜む、タイ産なんだ」という目で見ると、どうも色が他の部分と少し違う気がする。梱包にはしっかりマイルドブラックと書いてあるのだが、光の加減では茶系統(マイルドブラウン)にも見えてしまう。同じサイクルポートの部品でも、Made in Thailand と書いてあるのはこの柱だけなので、生産工場によって微妙に違うのかもしれない。言われなければ気付かない程度の違いなので気にはならないのだが。
 フェンスは既存ブロックに取り付ける。うまい具合にブロックの穴はモルタル完全充填はしてなかったので、天端をハンマでたたいて取り付け穴を作り、支柱を設置。サイクルポートもフェンスも支柱設置がいちばん大切。これができれば仕事の半分は終わったようなものだ。
 5時終了。

   
9月4日(木) 堆肥撹拌 晴れ時々曇り

 県発注のさきたま古墳公園拡張北区域雑草刈払業務委託の中の1つの作業である堆肥化。年5回の堆肥撹拌のうち、今回は3回目。

 前回同様バックホーの先にフォークグラブ(愛称ズワイガニ君)を取り付け、堆肥を撹拌。発酵が始まった部分からは湯気が出ている。

 初期の頃に持ち込まれたもの(公園の各所で刈り取った草・芝・枝)は半分腐りかけてきている。温度や湿り気、熟成時の養分(鶏糞・魚粉など)の管理が適切にできればいい堆肥ができるのだろうが、そこまでするとコストがかかりすぎてしまう。
 この堆肥化、数年前のダイオキシン騒動を期に始められたもの。自然のものは自然にかえすという趣旨には大賛成。ただ、現状では作った堆肥が活用されていない。作られる堆肥の品質が中途半端(温度管理がされていないため、草の種子が死んでいない)だったり、コストの問題が足かせとなっている。
 今年からこの仕事も所轄事務所が替わり、来年は発生した芝草は焼却する方針だというが...。

   
9月3日(水) 境界設置、防草シート 晴れ

 市内のエクステリア工事現場で、境界コンクリートと防草シート設置。8/30にブロック積みをしたお宅。

 ブロックを積んでカーポートの柱を建てたところでこの部分は小休止。側面のL字溝を市の方で高さの低いものに換えるため、それまでは土間の部分に手が付けられない。
 そこで隣家との境界コンクリート設置をしてしまうことにする。

 境界に溝を掘り、砂で高さを調節しながら600×120×120のコンクリートを埋め込む。側面にモルタルを塗って固め、埋め戻して完成。建物との間は6号砕石を敷く予定だが、その下には防草シートを敷いておく。これを敷いても境界コンクリートや基礎との境から草が出てきてしまうのだが、やるとやらないのでは雲泥の差がある。5時半終了。

   
9月2日(火) 書類作成、遠山記念館、見積下見 晴れ

 8/20に終わった水道局配水場の植栽管理の書類を午前中に仕上げ、提出。ここ数年やっている仕事なので、特に問題なく受理された。請求書も提出し、これにて終了。あとは支払いを待つのみ。
 午後より、川島町遠山記念館へ。行田青年会議所のOBが中心となった『旗のつどい』という勉強会に時々顔を出させてもらっている。今月の例会は遠山記念館見学だという。ここには昭和初期の建物と庭があるのだが、それを見て回りながらメンバーの建築家の方と一緒に解説してほしいとのことで、今日はその方と下見である。
 この建物、日興証券の創立者が莫大なお金と手間をかけて作らせたという。最高の材料と最高の技で、見るべきところが多い。庭も回遊式庭園で素晴らしい......はずなのだが、いまひとつピンとこない。見る方に素養がないのが大きな理由だと思うが、テーマが絞れていないというか、散漫な感じがしてしまう。
 使われている庭石や燈籠、植木は間違いなくいいモノであり、延段の作りや飛石の打ち方は素晴らしい。しかし、築山の裾のよく見えるところにある現代彫刻のミカゲ石がまったく調和しない。世界的彫刻家の流正之作だというが、どう見ても石切場の石にしか見えない......。
 4時過ぎ帰宅し、見積の下見へ。
 このお宅の前の道が拡張になり、庭の大部分を取られてしまう。引渡は更地ということなので植木、車庫、門、塀等を解体撤去しなければならない。

 ユンボでバリバリ壊していけばいいので作業自体は難しくないが、水道と下水の配管に気をつけなければならない。

 大物はこのエンジュとキンモクセイぐらいだろうか。下水の配管がこの木の根の近くを通っている。うまく掘れればいいが。
 帰宅後早速見積書作成。コンクリ土間解体の単価設定で少し悩むが、ネットで調べてみるとみんな考えていたよりも高いので、自分の単価設定も間違いではなかったんだなと思いほっとする。9時終了。

   
9月1日(月) 庭づくり(仕上げ) 曇り

 今日も羽生市の庭づくりの現場。
 庭内部は終わり、外回りの整理。...のはずが、先日終わったウッドチップ舗装がところどころもっこりとしている。モグラの仕業である。せっかくきれいに仕上がったのに、これでは台無し。早速施工した業者に連絡を入れ、補修を依頼。
 しかし、新しく土を入れて数カ月経つ間何の兆候もないのに、ウッドチップ舗装をしたらそれに合わせたようにモグラが出てきた。モグラはウッドチップやチップにかける樹脂が好きなのか?それともこのままでは地面をふさがれてしまうという危機感を感じたのだろうか?

 庭の部分にあったコンクリ製の井戸枠?数個を駐車場部分に移動。赤土を入れて花壇にする。
 この工事、今日で全部終わるかと思っていたが、新しい水栓柱と水受け皿の設置を追加で依頼される。追加工事は大歓迎なのだが、この工事を3月頃から引きずっていて、そろそろ資金的に苦しくなってきたところ。早く一区切りを付けて請求書を提出したいのだが。
 とりあえずバックホーを使う作業は終わったので、さきたま古墳公園へ回送。堆肥撹拌に使う予定。5時終了。

   
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