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月16日(火) 植木手入れ(マツ) 晴れ(強風)
吹上駅近くのお宅の植木手入れ。マツとキンモクセイ。
このお宅の手入れをするのは3年振りぐらいか。キンモクセイ、マツ共に伸び放題。キンモクセイの場合、いったん伸びてしまった枝をバッサリ落として樹形を小さくするということができる(極端にいえば幹だけにしてしまっても芽は吹いてくる)が、マツの場合それは望めない。ある程度葉を残して剪定しないとその枝は枯れてしまうのだ。
3年分の伸びた枝をバサバサと落としてゆく。勢いが良くすっと伸びている枝は、正月の門飾りに使えそうである。
約2時間で出来上がり。葉のもみあげはやらず、剪定鋏でパチパチパチと枝を落として透かすだけ。このマツはこの程度でいいだろう。何も全てのマツを同じように念入りに仕上げる必要はない。植わっている場所やお客さんの要望、植木に対する愛情等を考えながら手間の掛け具合を加減する。
午後から植木手入れは他の職人にバトンタッチし、12/7に下見をした現場へフェンスの柱を取付に行く。
ロックが積んであるところへ柱を取り付けなければならないので、60mmのコアドリルを用意する。垂直に注意し、ブロックに穴あけ....のはずが、ドリルのパワーが足りずに苦労する。
このドリル、機能の1つとして想定以上のトルクがかかった場合に、クラッチが働いて空回りし、ドリルの刃先や本体を保護するようになっている。しかし、これが邪魔をして穴を開け始めるとすぐ空転してしまう。コアドリル自体は乾式なのだが、抵抗を少なくするために水を注いでみる。これでいくらかは良くなったが、注意していないとすぐ空転を始めてしまう。
10分ほどかかって15cmの深さの穴があく。こうなれば後の仕事は簡単だ。急結剤を入れたモルタルを穴に入れ、そこに柱を建てる。2方向の垂直を見て、フェンスを取付ける。そうこうしているうちに急結剤のおかげで柱も固まってきた。これなら放し飼いなっている犬が飛びついても大丈夫だろう。5時半終了。
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