9月23日(火) 決算、遠山記念館 晴れ
午前中は昨日に引き続き決算。
午後から川島町の遠山記念館へ。9/2にも行ったのだが、今日は『旗のつどい』という会の例会。
今回は学芸員さんの案内で、普段は公開されていない2階の洋間を見せていただく。建物は贅沢な材料を使い手の込んだ作りで、一見の価値あり。
抹茶をいただこうと玄関脇を通ると、多羅葉の木があった。
モチノキ科の常緑樹で、葉は硬く7〜8cmほど。特に特徴のある木でもないので見逃してしまいそうだが、これが『葉書』の語源になった木である。
葉の裏に硬いもの(小枝や爪など)で文字を書くと、だんだんと黒く浮かび上がってきて、数分後には写真のようにはっきりと読めるようになる。遠い昔には紙の代わりにこれを使ったようだ。
この木、公園や民家の庭などにあれば格好の子供の遊び道具になるのであるが、それほど一般的でない。実をいうと、私もその存在は知ってはいたが、実物を見るのはこれが初めてであった。
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