12月10日(火) 植木手入れ 12月9日(月) 機械整備 12月7日(土) 準備工 12月6日(金) 砕石舗装工、雑用
まだ雪が残る中、植木手入れ。土の上はもちろん、木の上にも雪が残っているのだが、予定が詰まっているのでやらないわけにはいかない。 たぶん今年も、年内にはお得意さんをまわりきれない。さらに今年は、1月末が工期の植栽工事があるので、スケジュールぎっちりだ。1年通してこのくらい仕事があれば楽なのだが・・・。
どんなに寒くてもマツの手入れは素手でやらなくてはならない。もみあげという作業をするためだ。 雪を払ってから手入れにかかるのだが、指先が凍るように冷たい。この季節はいつもこうなのだが、今日は特別である。 10時過ぎに太陽が顔を覗かせ、好天になる。雪も急速にとけ、仕事が終わる頃には全て消える。 4時半過ぎ終了。
雪。朝起きると10cmぐらい積もっていて、まだまだ勢いは衰えず降っている。 12月にこんなに積もるのは珍しい。天気予報では雪だったが、この季節、降ってもべたべたの雪で積もることはほとんどなく、今回もそうだろうと思っていたのだが。
これでは外仕事は何もできないので、機械類の整備をすることにする。 肩掛け式刈払い機、電動バリカン等の汚れを落とし、調整をする。
雪は昼過ぎまで降り続く。とけるのは早いが、まだまだ田んぼなどには雪が残る。
植栽工事の準備工。 天気予報があまり良くなく、午後あたりから降ってきそうなので、植木手入れには行かずに植栽工事の準備をすることにする。 先月、植栽場所の草刈をしたが、その刈った草を集めてきれいにし、各樹木の位置を決めていく。 位置決めは、まず低木類の指定植栽密度から面積を割り出しそれを勘案しながら、中高木の位置をバランスよく配置していく。・・・と書くのは簡単であるが、実際には一発で決まることはほとんどない。 というのも、土木や建築の図面と違って、植栽の図面というのは大変大雑把にできているのだ。植栽位置が厳密に決められていない(決めても相手は自然物なのであまり意味がない)せいで、植栽をするもののセンスというか能力が試されるところでもある。 何度か試行錯誤を繰り返し、地面にラッカースプレーで軽くマーキングし、中高木の位置には80cmほどの木杭を打ち込む。低木の寄せ植えの場所には学校でよく使う中に石灰を入れたラインマーカーで線を引いておく。他業者は植栽位置を示すために、よく竹杭(長さ30cmほどで縦に平べったく割ったもの)を使う。しかし、それでは高木と低木のさがよくわからないため、うちでは長めの木杭を使う。これで、打ち込んだ木杭の周りに葉張りを示す同心円をラインマーカーで書いておけば完璧なのだが、今回はそこまでは必要ないだろう。 3時過ぎ、予報通りに雨が降り出す。気温が低く、冷たい雨。このまま雨に打たれたまま作業を続けると風邪を引きそうなので、切りのいいところまでやって引きあげることにする。 家に帰り、工事準備の雑用少々。その後前払い金関係の書類作成で10時近くまで。
今日から植栽工事が本格的に開始。工期は1月末まで。 工種は大きく分けて植栽工と砕石舗装工。砕石舗装工はうちの専門ではないので、知り合いの土木会社に外注に出す。民間工事の場合でっあったらうるさいことを言われないので自社施工するのだが、公共工事の場合は、施工管理基準で寸法に決まりがあり、その写真管理、出来形管理も大変なためだ。 最初の工程として、延長を測量し20mごとの測点を落としていくので、その作業の立ち会いをする。 その後工事看板を立てたり、現場事務所に資材を運び込んだり。 午後より、埼玉県行田浄水場へ、植栽工事に黒土と混ぜて使う浄水発生土の搬出申込書を提出。この浄水発生とというのは、水中に浮遊している微少な藻などを薬品で沈殿させ脱水したもの。見た目は粘土っぽく水はけが悪そうなのであるが、実際には団粒構造を保つ特製があるため、水はけが良くべたべたにならない。県はこの浄水浄土の有効利用を進めており、園芸用土の材料として販売したりこうして植栽工事にも使用している。植栽工事をする立場から本音を言ってしまえば、この土単独で使用できるわけでなく、黒土と半々に混合して使わなければならないので、手間がかかり面倒なだけなのだが・・・。 いったん工事現場に戻り、U字溝の破損部分の写真を撮っておく。これを怠ると、うちがそれを直さなければならなくなる。 4時過ぎ、埼玉土建で建退共の証紙購入。これもこの植栽工事の提出書類として定められていて、その分が工事価格に計上されているのだ。 帰宅し、細々とした書類作成。10時頃まで。