くじ

 2月15日(日) 現場下見
 2月14日(土) 水栓柱取付
 2月13日(金) 車両系建設機械講習2
 2月12日(木) 車両系建設機械講習1
 2月11日(水) 石垣積み

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2月15日(日) 現場下見 晴れ

 熊谷市で、現場下見1件。インターネット経由でお話しをいただいたお宅。
 これまでに何度かメールで簡単な打ち合わせをし、だいたいの方向性が決まったので、詳細を詰める前に現場を見させてもらう。
 現状は更地で、進入路は狭いが車を停めておけるスペースがあるので、作業はやりやすい。通行する車に気を遣って路上駐車をしなければならない現場だと、実際の作業効率も違ってくるので、その分単価や経費に反映させなければならないが、ここならそんな心配もいらないだろう。
 デザインの細部や部材、予算等のお話しをし、見積を出させて頂くことに。それでOKが出ればCADソフトで完成予想パースを作成することになる。

   
2月14日(土) 水栓柱取付 晴れ

 石垣積みの現場に戻り、今日は水栓柱の取付。
 給水の工事は自治体指定の業者でなければやってはいけない、と水道法と各自治体の条例で決まっている。(給水装置の構造や材質が法令に定められている基準に適合するように施工される必要があるため)......が、うちは指定業者ではない。本管からの引き込みや量水器周りをいじらなければならないときは水道屋さんに依頼するしかないが、宅内の水栓柱を移動するだけの時に水道屋さんを頼む外構・エクステリア業者っているのだろうか?

   
2月13日(金) 車両系建設機械運転技能講習2 晴れ

 講習2日目。
 まず朝教室に集合し、マイクロバスに乗り込む。5分ぐらい走った雑木林の中にある実技場へ。学校の校庭の半分ぐらいのところに、バックホー2台、ホイルローダ1台のコースが造られている。

 各々の機械に6〜7人ずつ分かれて、練習開始。
 機械は最初スタート場所にキャビンが斜めを向いて停まっている。この周りに障害物等がないか指差確認をしながら1周。キャビンに乗り込んでシートベルト装着。エンジンスタートし、ブームを上げアームが地面に垂直でバケットが地上30cmになるようにする。左右の安全を指差確認してスタート。(この後発信や旋回をする度に指差し確認)20mぐらい先にある掘削場所まで走行。所定位置を掘削し、土を掴んだまま90度ぐらい旋回。ポールで関門を作ってあるのでその中を通し、掘削した場所に土を戻す。今度はコースの中程までバックで走行し、T字路に入り停止。元のようにT字路から出てバックでスタート位置まで戻り、バケットを所定位置に下ろして完了。
 文字で書くと何が何やらわかりにくいのだが、特に難しいことはない。ただ、これを所定時間(7分)以内にやらなくてはならないのと、操作レバーのパターンが少し違うのに気を付けなければならない。

 キャビンの前のガラスには、親切に操作パターンが書かれている。しかし、これを見て操作しているようではタイムオーバー確実。何より、「3t未満の建設機械運転経験3カ月以上」という前提で受講しているのだから、レバー操作もおぼつかない受講生がいるわけがない(......はずである。)。
 レバーの操作パターンは、建機メーカーによりバラバラ。各社各様である。大多数の人は老舗のコマツパターンで仕事をしている。(うちのバックホーもそう)しかし、複数の運転者が建設機械を操作するような現場は、国土交通省の指導でJISパターンにしなければならないらしい。コマツパターンに慣れている人がJISパターンを操作すると、アームの前後と旋回を取り違えやすい。ここの教習機は、旋回時に黄色のパトライトが点灯するようになっていて、誤操作した場合一発でわかってしまう。(しかし、故障していて全然点灯しなかったことは小さな声で言っておこう...)

 バックホーのキャタピラの中心には『前』を示す矢印が白ペンキで書いてある。バックホーというのはくるくる360度旋回できるので、とっさに前後進を間違えることがある。そのために書いてあるのだろうか。そうだとしたら運転手からは全然見えない位置なので効果はないのだが。

 バックホーは2台あり、そのうちの1台は教官が隣の席に座れるように、なんとダブルキャブである。こんなの初めて見た。一人の座席分が機体からはみ出している。これは完全に教習所限定車だろう。今では狭小現場に対応するために、小旋回・後方小旋回・超小旋回・後方超小旋回...などど各メーカーが勝手に定義付けをした機種が発売されて何が何やらわからない状態ではあるが、確実にキャビン(と後ろのエンジン+ウエイト部分)が小さくなっていく傾向にある。しかし、それに逆行するようなこのキャビン!これを工事現場で使っていたら、注目を集めるかもしれないな。
 昼食を摂りに、昼にいったん校舎に戻り、午後からまた練習。2時過ぎから実技試験開始。全員特に問題なく合格。ここで落ちると補習1時間につき5000円ぐらい払わなければならない。
 4時近くになり、マイクロバスで校舎に戻る。学科の残り2時間(昨日1日の講習では収まりきれない分)を受け、すぐに学科試験。無事合格し、修了証を受け取る。この修了証はクレジットカードサイズで、前回の移動式小型クレーン講習といっしょに記載される。現場で車両系建設機械を運転するときは必ず携帯しなければならない。ちょっと面倒ではあるが...。

   
2月12日(木) 車両系建設機械運転技能講習1 晴れ

 石垣積みを職人さん達に任せて、車両系建設機械講習を受けに行く。場所は、1月末に移動式小型クレーン講習を受けた江南クレーン教習所
 車両系建設機械とは、パワーショベルブルドーザホイルローダなどをいい、今回の技能講習では3t以上の機械を運転する資格がもらえる。3t未満は特別教育(教習時間が短い)でもらえるが、3t以上の資格を持っていれば当然3t未満も運転できる(中型二輪免許を持っていれば原付を運転できるようなもの)。機械の大きさの上限は無いので、この資格を持っていればどんな大きなものでも運転できる。
 今回の講習は、3t未満の運転経験が3カ月以上あるという会社の証明書を提出したため、学科9時間、実技5時間になる。(+学科実技共に修了試験あり)
 1日目は学科のみ。朝8時過ぎから夕方6時頃まで続く。受講生は約20人。1時間おきに10分の休憩が入るが、やはり昼食後は眠い...。

   
2月11日(水)建国記念の日 石垣積み 晴れ

 建国記念の日。何度も書くようだが、(昔気質の)職人には祝祭日の休みはない。
 石垣積みの続き。
 目地積めも終わり、細かいところの仕上げを行う。

   
   
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