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 10月10日(金) 植木手入れ
 10月9日(木) 植木手入れ
 10月8日(水) レンゲ播種
 10月7日(火) カシ剪定3、砕土耕起
 10月6日(月) カシ剪定2

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10月10日(金) 植木手入れ 曇り時々晴れ

 植木手入れ。今日は市内の幼稚園園長さん宅。

 向かいにある幼稚園では、盛んに運動会の練習をしている。鼓笛隊の練習がにぎやかだ。曲も今風のもので、「線路は続くよどこまでも」「手のひらに太陽を」がスタンダードだった自分の子供時代とはずいぶん違う。

 このお宅、春・秋と年2回入っているので、春に手を付ける木と秋の木に分け、手入れしている。実際、広い庭なので年1回では適切に管理するのは不可能である。
 午後より見積下見1件。5年ほど前に庭の模様替えをさせてもらったお宅。今回、家を新しく建て直したので、ブロック積み・フェンス取り付け・門扉設置・土間コン打ち等外回り全般を担当させてもらうことになる。基本的な考えを聞き、現状の写真を撮り、とりあえず基本的なプランを作成することに。5時終了。

   
10月9日(木) 植木手入れ 晴れ

 個人邸の植木手入れ。
 植木の手入れもそろそろ本腰を入れていかなければ、年内に終わらなくなってしまう。昨年は公共工事や他のことに手を取られて、結局年内にお得意さんを回りきれなかった。今年はそんなことがないようにしなければ。

   
10月8日(水) レンゲ播種 曇り

 昨日トラクタでよく耕しておいた約9,000平米に、レンゲを播種。
 砕土耕起(昨日)→整地→区画割り→播種→覆土→灌水、という手順。

 まず封を開ける前の種子を写真撮影。公共工事なので、これと播種後の空袋の写真は必須である。
 設計種子量は13.5kg(150g/100平米)。今回は2倍以上のkgはス1/10以下と安価でもあるし。

 ざっと整地をし、均等に播種できるように区画割りをし、目印にビニールテープを張っておく。
 播種は手回し式の散粒機を使う。電動式、エンジン式のものもあるが、このくらいの広さだと手回し式で充分だ。

 レンゲの種子は扁平な円形。ちょうど散粒機に適した形状と重さ。あまり小さく軽いとうまく飛んでくれないし(散粒機での播種幅は5m程度)、コスモスのように極端に細長かったりすると具合良く散粒機のタンクから回転板(これで種子を飛ばす)に落ちてくれない。
 灌水は雨を期待することにし、1週間ほど待っても降らなかったらエンジンポンプを持ってきてやる予定。しかし今の時期、用水に水は来ていない。500Lタンクを2つ積んで家からピストン輸送するしかないが、9,000平米ともなると焼け石に水だ。うまい具合に雨が降ってくれればいいが・・・。

   
10月7日(火) カシ剪定3、砕土耕起 曇り

 昨日の続きでカシ剪定。
 垣根のように、こんもりとして外側から内部が保護されているようなところは、生き物にとっても居心地がいいのだろう。3mほどの高さの木の股にハトが巣を作っているのを発見。おまけに卵を抱いている。
 卵を抱いているときのハトというのは、とても忍耐強い。何もないときは近づくとすぐに飛んでいってしまうのだが、卵を抱いていると手で触れられそうなところまで近づいても動かない。

 カシ剪定と同時に、さきたま古墳公園でも作業を行う。明日、レンゲ播種を行う予定なので、その下準備。
 レンゲ播種は、約9,000平米の昔田んぼだったところに行う。現状は荒く耕してある状態なので、トラクターで砕土耕起を行う。トラクターのロータリーの回転をあげ、ゆっくり土を細かく砕くようにする。

 8/5に種を播いたコスモスは、ここのところぐんぐんと成長し、花も2分咲き程度に。
 お盆前後の5日間雨がずっと降りっぱなしで、ちょうど発芽した種子が多湿でやられてしまったのではないかと心配だった。実際に見たところ、9月の時点では例年よりヒョロヒョロで映えている密度も薄かった。「これでは今年はあまり期待できないな・・・」と思っていたのだが、最終的には成長も良く、ツボミもびっしりと着き、これなら例年と遜色ないだろう。

 昨年はセンセーションという一般的な種類と、キバナコスモスを混合して播いた。そのキバナコスモスの種が自然に落ちて発芽したものがちらほらと咲いている。
 昨年センセーション+キバナコスモスを播いたのは、センセーションは赤・ピンク・白の3色なので、そこに黄色が混じるときれいだと思ったからだ。しかし、事前によく調べていなかったので、キバナコスモスの開花時期がセンセーションより早いということを知らなかった。そのせいで最初にキバナコスモスが咲き、次にセンセーションが咲いた。長い間楽しめるといえばそうなのだが、逆にいっぺんにワァーッと咲くボリューム感に欠けた。そのため今年はセンセーションだけにしたのだが、来年は品種をよく調べて、赤・ピンク・白・黄の4色を同時に咲かせたいものだ。・・・・・・県発注の公共事業だから来年も継続するのかわからないし、何より仕事が取れるかどうかわからないのではあるが・・・・・・。

   
10月6日(月) カシ剪定2 曇り

 シラカシ剪定の続き。今日もひたすら枝を落とす。

 カシという木は、剪定に耐え萌芽力が強い。また、成長も早い。このあたり(埼玉北部)では、冬に強い北風が吹(赤城おろし)くので、昔ながらの農家の家には北側や西側にシラカシの高い垣根があることが多い。
 職人さんの話では、昔はシラカシの垣根を剪定していると近所の人がその枝葉をもらいに来たという。シラカシの葉というのは、火にくべると生のままでもバリバリ音を立てて燃えるので、焚き付けに使ったようだ。そして、枝はいい薪になる。風よけ+燃料で一石二鳥だ。また、シラカシの葉はすぐに乾燥してパラパラになるので、いい腐葉土が作れる。キク栽培にはもってこいで、凝っている人は自分でカシの葉を集めて秘密の配合の用土を作るそうだ。
 今、シラカシはもっぱら公園や広い公共施設などに植えるだけになってしまった。萌芽力が強く成長も早いというのは長所でもあるが同時に短所でもある。それに花が咲くわけでもなく、樹形が美しいわけではない。となると、一般の住宅の庭には使いにくい。......が、いろいろな植栽プランを見ていると、たまに狭いスペースにボウガシ(棒樫=株立状でスラッとしたカシ)を植えている例がある。適切に管理できれば美しい木だが、1年に1mぐらいは伸びるので放置すればとんでもないことになってしまう......。

 5時で作業終了。今日で約2/3を終える。

   
   
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